プリフロップレンジ(PokerSnowie)

プリフロップレンジ(PokerSnowie)

はじめに

Snowieの姉妹アプリのPreflopAdvisorではプリフロップレンジを確認することができます。

PreflopAdvisorの記事はこちら

PokerSnowieのプリフロップのオープンレンジは常に変わっています。PokerSnowieは開発環境でAI同士で競わせており、バージョンアップの度に少しずつ最適化されています。

基本的にアプリのPreflopAdvisorは古めです。(使用しても問題ないレベルです)
そのため、最新のプリフロップレンジはPC版のPokerSnowieで見ることができます。

このページではPokerSnowieでのプリフロップレンジの確認方法を紹介します。
製品版でも体験版でも同様に確認ができます。

PokerSnowieの体験版インストール方法はこちら

このページの一番最後にバージョン3.4.0.0のスノーウィーのオープンレンジ表を掲載しています。

確認方法

スノーウィーを起動し、「シナリオ」をクリック

テーブル人数を選択

1/3や10/25などは選べず、BBは常にSBの2倍です。

「アンティ」と「レーキなし」を変更するとその分レンジが変わるはずです。

プレイヤー追加をクリック

テーブル上の「プレイヤー追加」をクリックすると参加人数が増えていきます。いくつ追加してもOKです。

BBの次のプレイヤーを右クリックするとメニューが表示されます。

「プリフロップアドバイス(W)」をクリックするとそのポジションのレンジが別ウィンドウで表示されます。

プリフロップアドバイス

このような画面です。

右側のベットサイズは初期値はPokerSnowieが推奨するベットサイズです。(画面では1/2ポット(2.5BB)。

マス目に数字が書いてある場合、例えば白いマスに「87」と書いて部分は、87%の割合でレイズ、13%の割合でフォールドという意味です。

次のポジションを確認するには「フォールド」してください。

次のプレイヤーに移るので、そこで右クリックして同様に「プリフロップアドバイス(W)」をクリックするとレンジが表示されます。

レイズ後のコールや3bet等の確認

任意のポジションでサイズを選択してアクションを選ぶと、それ以降のポジションのレンジを見ることができます。

画像の例では、ボタンでポット($7)レイズ(レーズ…ださい…)して、現在SBのアクション待ちです。

ここでSBのプレイヤーを右クリックして、同様に「プリフロップアドバイス(W)」をクリックするとレンジが表示されます。

SBはポストフロップでポジションが最も悪い為、プリフロップで決着をつけるためにコールは少なくほぼ3betです。

また、ポットサイズが推奨されています。

トーナメント用のレンジ

トーナメントはアンティがあることが多いです。

アンティがあると、プリフロップ時点でポットが大きくなるので、スクイーズによる利益が大きくなるのと、誰かにコールされてもポストフロップでポットが獲得できればアンティ無しのときよりポット獲得額が大きくなります。

したがって、アンティがあるときはオープンレンジが少し広くなります。

アンティありの設定

9人テーブルでアンティをBBの1/8(BB2ドル、アンティ0.25ドル)に設定。

BU(ボタン)の1/2ポットサイズのオープンレンジはちょっと広いです。

スノーウィーのプリフロップアドバイスは大雑把なポットサイズ単位でしか選べないので、1/2ポットは約2.82BBです。

BUオープンレンジ(9人テーブルアンティあり)1/2ポットサイズ(2.82BB)

参考に、アンティ無しのボタンのレンジです。アンティありより少し狭いです。
サイズが少し違いますが、アンティがある方が少し広いんだなーと感じていただければ。

<参考>BUオープンレンジ(アンティなし)1/2ポットサイズ(2.5BB)

オープンレンジ

実際にバージョン3.4.0.0で$1/$2のステークスで出したオープンレンジです。

すべてポットサイズのオープンレンジです。つまり、SBは3BB、それ以外は3.5BBです。

ポーカースノーウィーのプリフロップレンジは、1/4pot、1/2pot、pot、2potのみが指定できます。
つまり、SB以外は、2BB、2.5BB、3.5BB、6BBのオープンレイズサイズです。

↑の大きいサイズのオープンレンジ画像はこちら

UTG-1(10人テーブルのBBの隣)
UTG
UTG+1
MP1

MP2

HJ
CO
BU
SB