ポーカー用語(か行)

ポーカー用語(か行)

あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行A~Z

カウボーイズ(Cowboys)

「KK」のハンド、ホールカードのこと。

ポーカーのキングカードのニックネームがカウボーイであること、KingのKとCowboyのCが似ていることから。

「KK」はキングス、ポケットキングと呼ぶ方が多いかもです。

日本ではあまり言わないです。

引きの強さや、運の良さのこと。例えば「肩が強い」とは通常の確率以上にドローカードを引ける、運の強い人を指す。日本人同士でコミュニケーションを取るときに使ってみましょう(*’▽’)

カットオフ(Cut-Off,CO)

ポーカーのポジションの一つ。

ボタンの一つ右隣りのポジション。ボタンの次に有利なポジションとされる。

名称の由来は諸説あるが、専用ディーラーがおらず、ボタンポジションのプレイヤーがディーラーをやっていた時代では、ボタンのプレイヤーがシャッフルした後に右隣りのプレイヤーがカードをカットしていたことから。と言われている…

ガットショットストレートドロー(Gutshot Straight Draw,GSSD)

ストレートドローのうち、ストレートになりうる5枚の数字のうち、両端ではない間の数字1枚が欠けている状態。インサイドストレートドローと同じ。

キッカー(Kicker)

サイドカード(side card)とも呼ばれる。

複数のプレイヤー同士で、同じ役、同じハンドランクでぶつかったときに、ハンドの勝者を決めるために使われるカードのこと。

例えば2人のプレイヤーがAAのワンペア同士だった場合、Kを持っている方が勝ちになる。Kが無ければQ,J,T,9…の順で持っているプレイヤーの勝ち。

テキサスホールデムの場合、同ランクの役同士でぶつかることが多く、キッカーは重要な要素と言える。

キャッシュアウト(Cash Out)

テーブル上の自分のスタックを引き上げ、キャッシュゲームを終了すること。

キャッシュゲーム(Cash games)

通常は終了時刻が決まっておらず、プレイヤーは自由にバイイン、キャッシュアウトができる。ただし、スタックの一部のみをキャッシュアウトすることはできない。ブラインド額やアンティ額は途中で変わることはない。

リングゲームとも呼ばれる。全ての座席にプレイヤーがいるキャッシュゲームをリングゲームと定義している書籍もあるが、一般的にはキャッシュゲームとリングゲームは同じ意味。

キャップ(Cap)

総じて上限のこと。様々なシチュエーションで使われる。

  1. レーキキャップ:レーキの上限のこと。
    ポット額に対するレーキの場合、上限が設けられている事が多い。
    例えば「10%レーキ、5ドルキャップ」では、ポットが50ドルを超えてもレーキが5ドルまでしか徴収されない。
  2. レンジキャップ:レンジの一部を、プリフロのアクションやブロッカーによって、持っていない可能性が高い状態。
  3. フィックスリミットゲームにおいて、ラウンドごとのレイズの上限回数のこと。ノーリミットテキサスホールデムにはこの概念は無い。

ギャップ、ギャッパー(Gap)

2枚のカードの数字の差のこと。ワンギャップ、ワンギャッパーは「97」のように1つ離れている。ツーギャップ、ツーギャッパーは「96」のように2つ離れている。

ギャップコンセプト(Gap Concept)

プリフロップにおいて、オープンレイズよりも、レイズに対してコールする方が、より強いハンドを必要とする考えのこと。

例えばハイジャックのプレイヤーが2.5bbでオープンレイズがあったとき、そのプレイヤーのAxoのレンジがA9o以上だと分かっていたとします。ボタンがAToを持っていた場合、コールするのは正しくないという考えになります。なぜなら、ハイジャックがAxoだったとしてもAKo~AJoを持っている可能性の方が高いためです。Axのようなドミネイトしやすいハンドであまり強くないハンドを持っている場合、コールするかどうかはよく考えるようにしましょう(‘◇’)ゞ

クアッズ(Quads)

ポーカーの役の一つ。フォーオブアカインド(four of a kind)とも呼ばれる。ポーカーをやらない人には「フォーカード」の方が通じやすいかも。5555など、同じ数字が4つ揃っている状態。めちゃんこ強い。

例)5s5h5d5c

クラック(Crack)

弱いハンドが強いハンドに勝つこと。
例えば、AAと99がぶつかったとき、ボードに9が落ちてセットになり、99がAAに勝った状況。

クラブ、クローバー、♣(Clubs,Clovers)

トランプの4つのスートの1つ。

古来のラテン系スートは「こん棒」の形だった。その後ゲルマン系スートで「どんぐり」などの形が作られ、フランスで派生して「クローバー」の形が作られた。と言われている…

色は2色デッキの場合は黒♣、4色デッキの場合は緑

コーリングステーション(Calling Station)

ルースパッシブでタフなプレイヤー。
つまり、下記のようなプレイヤー。

  • 広いレンジで参加(ハンドがボードに噛み合わず、弱いことが多い)
  • あまりレイズをせずにコールを多用
  • なかなかフォールドしない。

現代ではあまり見かけない。
もし見つけたら、少しレンジを広げてバリューベットをたくさん打ってあげましょう。

コール(Call,c)

相手のベットやレイズに対して、それ以上の吊り上げをせずに、同額を出すこと。

コネクト、コネクタ(Connect,Connected,Connectors)

「98」のように数字が連続している2枚のカードのこと。

コミット、ポットコミット(Commit,Pot Commited)

ポットの量とプレイヤーの全スタックのポットオッズが、そのハンドの勝率に見合う状況。

ポットの量がスタックより大きくなりすぎた場合、弱いハンドでもフォールドしないことが正当化されることが多い。

ただし、絶対に負けている状況では、いくらポットの量が大きかったとしてもフォールドが正当化され、コミットしているとは言えないので注意。

コミュニティーカード(Community Cards)

他プレイヤーと共有する表向きで配られるカードのこと。

ポーカーのテキサスホールデムのカードの配られ方は下記の通り。

最終的に合計5枚のコミュニティーカードと2枚のホールカードで役の強さを競う。

プリフロップ

コミュニティーカードは配られず、各プレイヤーに2枚のホールカード(裏返しでそのプレイヤーだけが見る権利があって、プレイに使えるカード)が配られる。

フロップ

3枚のコミュニティーカードが開かれる。

ターン

1枚のコミュニティーカードが開かれる。

リバー

1枚のコミュニティーカードが開かれる。

コンティニュエーションベット、継続ベット(Continuation Bet,C-bet,CB)

前のストリート、ラウンドで最後にレイズやベットしたプレイヤーが、最もレンジが強いことを活かして、次のストリートでもベットすること。

コンデンスドレンジ(Condensed Ranges)

中程度のハンドで構成されているレンジ。プリフロップでコールするときのレンジが大体これ。

コンボ、コンボ数(Combos)

ハンドの組み合わせ数。

例えばポケットペアは6コンボ。AAはスペード、ハート、ダイヤ、クラブの4スートのうち、2スートを使う。順番は関係ないので、4C2=(4×3)/2=6コンボとなる。

レンジに対してもコンボ数の考え方は使える。AA,KKだけプリフロップでオールインする場合、AA(6コンボ)+KK(6コンボ)=12コンボとなる。

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