ポストフロップの戦い方1-4(ターンでのディフェンス)

ポストフロップの戦い方1-3の続きです。
ターンでIPがベットしたときの、OOPのアクションについて考えてみましょう。
目次
シチュエーション
- HJ vs BB
- SRP(シングルレイズドポット)
- レーキなし
- ポストフロップのベットサイズは67%固定
- 有効スタック 82.45
- ポット15.22+ベット10.19
- OOPのプレイライン c3bb|xc|x ?
- IPのプレイライン r3bb|b0.67|b0.67
ターン IP(HJ)がまたベットしてきた
ボード【Kc Js 8s 6c】
IP (HJ):122コンボ エクイティ49%
OOP (BB):69コンボ エクイティ51%
OOP(BB)のアクション

IP(HJ)がダブルバレルを打ってきました。
現在のOOP(BB)のレンジはK8のツーペア(2コンボ)以外は中程度の強さで構成されているコンデンスドレンジ。
ブラフキャッチで70%くらいの頻度でコール。レイズは厳しい。
頻度の方針
レイズ | コール | フォールド | 計 | |
比率 | 0% | 70% | 30% | 100% |
コンボ数 | 0 | 49 | 20 | 69 |

レイズ
- 強いハンドがツーペア2コンボのみで、レンジキャップしているのでレイズしたらダメです🙅
コール
No. | 役 | コンボ | ハンド |
1 | 2ペア | 2 | K8s |
2 | 1P,TP | 18 | KQo,KTs,K9s,K7s |
3 | 1P,MP | 12 | AJo,QJo[xc] |
4 | FD,weak 1P | 10 | (QJs,JTs,J9s,A8s,T8s,98s,87s)[c],(76s,65s,64s)[s] |
5 | FD,OESD | 3 | ( QTs,T9s)[c],75s[s] |
6 | FD,GSSD | 1 | ATs[c] |
7 | FD,A high | 2 | (A9s,A7s)[s] |
計 | 48 |
- 2ペアと1ペアトップヒットはすべてコール
- No.3の1ペアのJヒットがマージナルです。ここでコールするコンボ数を調整します。先にドローを考えましょう。
- No.4 フラッシュドローかつワンペアはすべてコール。
- No.5,6 フラッシュドローかつストレートドロー(OESD,GSSD)はすべてコール
- No.7 Aハイフラッシュドローもコール
- Aハイでもないフラッシュドロー、フラッシュドローが無いOESD、GSSDはフォールド
- No.3を除くNo.1~7で36コンボ。49コンボコールしたいので、49-36=13コンボくらいをNo.3ミドルペアで選びます
- No.3では、まずキッカーAのAJo(9コンボ)、QJから残り4コンボ。どれでも大差ないですが、今回はJcを含むQJo[sc,hc,dc]の3コンボを選択しました。
フォールド
No. | 役 | コンボ | ハンド |
1 | 1P,MP | 8 | QJs[hd],QJo[xc以外], |
2 | FD | 1 | 53s[s] |
3 | OESD | 4 | (QTs,T9s)[hd] |
4 | GSSD | 8 | AQo,ATo |
計 | 21 |
- まったくドローが無いものやペアが無いハンドはレンジにありませんが、レンジで弱いものを選択しました。
まとめ
- プリフロ、フロップでコールしたときのレンジは中程度の強さのハンドで構成されるので、コールが主になる
- コールするハンドは役ができているもので強いものすべて、ワンペア+ドロー、アウツが多いドローがおすすめ
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