自分のハンドはこのボードでどのくらい強い?

自分のハンドはこのボードでどのくらい強い?

ハンドの強さはボードによって変わる

ハンドはボードによって強さがかなり変わります。

このページでは、ハンドの強さを把握できるようにお勉強しましょう。

習得できるスキル

  • 自分のハンドの現時点での正確な強さが分かる
  • 自分のレンジがボードにどれだけフィットしているか分かる
  • コンボ数の数え方が分かる

リバーでハンドを強い順に並べよう

例題 ドライボード

例題 Ac Kc 9d 8s 4h
AcKc9d8s4h

例題のヒント

フラッシュやストレートやペアが無いボードです。
その為、一番強い役はトリップスです。

例題の答え(カッコ内はコンボ数、組み合わせ数)

ハンドの強さは手順1、手順2で並べられます(*’▽’)

手順1:強い役から順に、ありうるかどうかボードを見ていきます。

なし×:ロイヤルフラッシュ、ストレートフラッシュ、クアッズ、フラッシュ、ストレート
あり〇:トリップス、ツーペア、ワンペア、ハイカード

手順2:強い役から順番に、ハンドを並べます。

順位ハンドハンドコンボ
1トリップス AA(3) 3
2 トリップス KK(3) 3
3 トリップス 99(3) 3
4 トリップス 88(3) 3
5 トリップス 44(3) 3
6 ツーペア AKs(3) AKo(6) 9
7 ツーペア A9s(2) A9o(7) 9
8 ツーペア A8s(2) A8o(7) 9
9 ツーペア A4s(2) A4o(7) 9
10 ツーペア K9s(2) K9o(7) 9
11 ツーペア K8s(2) K8o(7) 9
12 ツーペア K4s(2) K4o(7) 9
13 ツーペア 98s(2) 98o(7) 9
14 ツーペア 94s(2) 94o(7) 9
15 ツーペア 84s(2) 84o(7) 9
16 ワンペア AQs(3) AQo(9)12
17 ワンペア AJs(3)AJo(9)12
18 ワンペア ATs(3)ATo(9)12
19 ワンペア A7s(3)A7o(9)12
20ワンペアA6s(3)A6o(9)12
21 ワンペア A5s(3) A5o(9) 12
22 ワンペア A3s(3) A3o(9) 12
23 ワンペア A3s(3) A3o(9) 12
24 ワンペア QQ(6)6
25 ワンペア JJ(6)6

例題 Ac Kc 9d 8s 4h
AcKc9d8s4h

コンボ数の数え方

コンボ数について分からない場合はこちらのページも!

ポケットペアのトリップス(セット)例)No.1 AA

スート4つのうち、ボードに1枚出ているので、ハンドに残っているのは3枚。
3枚中2枚の組み合わせなので、(3×2)÷2=3コンボ

同スート同士のツーペア 例)No.6 AK

AKs:スート4つのうち、ボードにスートが1つ(クラブ)出ているので、ハンドに残っているのは3スート。3コンボ

AKo:AとKが3枚ずつ残っているので、AKの組み合わせは3×3=9コンボ。
AKsが3コンボなので、AKoは9-3=6コンボ

異なるスート同士のツーペア 例)No.7 A9

A9s:スート4つのうち、ボードにスートが2つ(クラブとダイヤ)出ているので、ハンドに残っているのは2スート。2コンボ

A9o:Aと9 が3枚ずつ残っているので、A9の組み合わせは3×3=9コンボ。
A9sが2コンボなので、A9oは9-2=7コンボ

ボード1枚ヒットのワンペア 例)No.16 AQ

AQs:スート4つのうち、ボードでスートが1つ(クラブ)出ているので、ハンドに残っているのは3スート。3コンボ

AQo:Aが3枚、Q が4枚残っているので、AQの組み合わせは3×4=12コンボ。
AQsが3コンボなので、AQoは12-3=9コンボ

ハンドの順位

表のように現在のボードでハンドの強さの順位が分かれば、自分が持っているハンドがどれだけ強いのかが分かります。

自分がK9sを持っていたら?

9番目に強い。負けているハンドは8種類(計24コンボ)ある。

自分がATsを持っていたら?

18番目に強い。負けているハンドは17種類(計129コンボ)ある。

ポーカープレイ中にできる練習

  • ボードを見てハンドを強い順から何があるか考える
  • そのうち、相手が持ってそうか、持ってなさそうかも考える
  • コンボ数を数える

余談

今後、中級編で勉強する内容なのですが、上の表で明らかにプリフロップ時点で相手が参加していないハンドもありそうです。(14位の94oなど)
これはポジションやプリフロップのアクションでなんとなく分かります。

次に、フロップやターンでベットしたときに、フォールドさせた可能性があるハンド(4位の88や5位の44など)を除外します。

次に以下のようなことを考えてアクションをします。

  • 相手のレンジにはどんなハンドが残っているんだろう?
  • 自分より強いハンドはこれだけありそうだ。(ハンド、コンボ数)
  • 自分より弱いハンドはこれだけありそうだ。(ハンド、コンボ数)
  • ベットしたら何にコールしてもらえるんだろう?(バリューベット)
  • どのくらいの額までコールしてもらえるんだろう?
  • ベットしたら何にフォールドしてもらえるんだろう?(ブラフベット)
  • どのくらいの額でフォールドしてもらえるんだろう?

とりあえず今回は、ハンドの強さの順位づけや、コンボ数わかるように少しずつ練習してみましょう。