プリフロップ 初級者中級者向け オープンレンジ表

プリフロップ 初級者中級者向け オープンレンジ表

この記事のオープンレンジ表はポーカー初級者から中級者向けですが、
上級者のレンジと大きく変わりません。

<注意!>
「オープンレンジ」は自分より前の人が誰もレイズしていない状況での参加ハンドです。誰かがレイズされたときはもっと強いレンジで参加するため、別の表を使用します。

PreflopAdvisorのレンジを基に、ほんの少しだけタイトにしたオープンレンジ表です。
表の見方や用語の説明はこのページの一番下にあります。

プリフロップのアクションについての説明はプリフロップのアクション(基本編)を読んでみてください。

パソコン版PokerSnowieのプリフロップレンジの確認方法はこちらの記事です。

オープンレンジ表

BU(ボタン)

BUオープンレンジ

CO(カットオフ)

COオープンレンジ

HJ(ハイジャック)

HJオープンレンジ
HJオープンレンジ

MP2(ミドルポジション2)

MP2オープンレンジ
MP2オープンレンジ

SB(スモールブラインド)

SBオープンレンジ
SBオープンレンジ

オープンレンジ表(アーリーポジション)

9人テーブルのときの、MP1、UTG+1、UTGのレンジ表です。
PreflopAdvisorでは見られないので、PokerSnowieという同じメーカーのアプリのレンジを参考にして作りました。
アーリーポジションはとても難しいポジションです。
理由はいくつかあります。

  • レイトポジションからコールされた場合、ポストフロップでOOPでのプレイになる(ポーカーは先行不利)
  • 3betを打たれる可能性が比較的高い
  • 2人以上にコールされ、3人以上のマルチウェイで戦う可能性が比較的高い

そのため、レンジとしては次のような要素を重視しています。

  • ワンペアの勝負になったときの勝率が高い
  • 勝っているかの判断がつきやすい(ハイカード、ハイポケット)
  • 継続したベットが打ちやすいよう、スーテッドが多い
  • 序盤のストリートで完成しづらいものは除外(スーテッドコネクタ)

MP1(ミドルポジション1)

MP1オープンレンジ

UTG+1(アンダーザガン+1)

UTG+1オープンレンジ

UTG(アンダーザガン)

UTGオープンレンジ

表の説明

表の見方

縦軸と横軸がカード2枚の組み合わせです。
緑色は3BBレイズ、白色はフォールドです。
表の左下はスートが異なるオフスート、表の右上はスーテッドです。

下の表のアクション

  • ATo:レイズ
  • A9o:フォールド
  • A2s:レイズ
  • 55:レイズ
  • 44:フォールド
HJオープンレンジ

ポジション名

ディーラーボタンから時計回りに

  • BU:ボタン
  • CO:カットオフ
  • HJ:ハイジャック
  • MP2:ミドルポジション2
  • MP1:ミドルポジション1
  • UTG+1:アンダーザガン+1
  • UTG:アンダーザガン
  • SB:スモールブラインド
  • BB:ビッグブラインド(BBは最初に1BBをポストしているのでオープンレンジはありません。)

ポジション名は正式な取り決めが無く、本やサイト、参加人数によって異なることがあります。
MP2はレイトジャック(LJ)や、単にミドルポジション(MP)と言われることがあります。
また、BBの左隣、つまりプリフロップで最初にアクションするポジションは参加人数にかかわらず、常に「UTG」と呼ばれることもあります。

テーブルの人数による違い

テーブル人数が3人でも5人でも6人でも9人でも10人でも、そのポジションのレンジは同じです。何人参加してもボタンではボタンのレンジでプレーします。
ただし、2人テーブルのときは特殊なので、このレンジ表は使えません。ざっくりいうと、SBとBBのように広いレンジ同士で戦うことになります。

cbs

コンボ数、組み合わせ数、combosです。
レンジのコンボ数を記載しています。
コンボ数の説明

参加率%

配られるカードの何パーセントで参加するかの割合です。
配られるカードの組み合わせは1326通り。
486コンボでオープンする場合、参加率は486/1326=36.7%です。

オープン額

3BBを想定しています。SB1ドル、BB2ドルの時は6ドルオープンです。