ポストフロップの戦い方1-2
ポストフロップの戦い方1-1の続きです。
フロップでIPがCB(ベット)したときのOOPのアクションについて考えてみましょう。
目次
シチュエーション
- HJ vs BB
- SRP(シングルレイズドポット)
- レーキなし
- ポストフロップのベットサイズは67%固定
- 有効スタック 92.64
- ポット6.5+ベット4.36
- OOPのプレイライン c3bb|x ?
- IPのプレイライン r3bb|b0.67
フロップ IP(HJ)がベットをしてきたよ
ボード【Kc Js 8s】
HJ:195コンボ エクイティ60%
BB:218コンボ エクイティ40%
OOP(BB)のアクション
40%~45%くらいの頻度でディフェンス(レイズまたはコール)します。
ディフェンスのレイズ:コールの比率は1:3くらい。
頻度の方針
レイズ | コール | フォールド | 計 | |
比率 | 12% | 31% | 57% | 100% |
コンボ数 | 27 | 70 | 121 | 218 |
レイズ
No. | 役 | コンボ | ハンド |
1 | セット | 3 | 88 |
2 | 2ペア | 9 | KJo,KJs |
3 | OESD,FD | 3 | (QTs,T9s,97s)[ss] |
4 | GSSD,FD | 2 | (ATs,Q9s)[ss] |
5 | GSSD,BDFD | 4 | AQo[sc],ATo[sx] |
6 | FD,A high | 5 | (A6s-A2s)[ss] |
7 | FD,weak | 1 | 54s[ss] |
計 | 27 |
- セット、2ペアの強いハンドがバリューです(バリュー12コンボ)
2ペアのうち、弱いK8sの2コンボはコールに回しました。 - それ以外の25コンボはドローがあり発展する可能性があるハンドでのセミブラフです(ブラフ15コンボ)
- No.6のAハイのフラッシュドローは全体的なコンボ数で調整します。今回はA9s[s],A7s[s]をコールに回しました。
- No.7のスーテッドコネクタはフラッシュドローですべてコールすると弱いのでスーテッドコネクタのフラッシュドローのうち、弱めの54s[ss]をブラフレイズにしています。それ以外のスーコネはコールに回しました。
コール
No. | 役 | コンボ | ハンド |
1 | 2ペア | 2 | K8s |
2 | 1P,TP | 18 | KQo,KTs-K7s |
3 | 1P,MP | 23 | AJo,QJs,QJo,(JTs,J9s)[c] |
4 | FD,A high | 2 | (A9s,A7s)[ss] |
5 | FD | 5 | (76s,45s,65s,64s,53s)[s] |
6 | OESD | 6 | (QTs,T9s)[hdc] |
7 | GSSD | 9 | AQo[sc以外のあり],ATo[xs],ATs[c] |
8 | 1P+BDFD | 5 | (A8s,T8s,98s,87s,86s)[c] |
計 | 70 |
- No.1の2ペアはコールレンジが弱くなりすぎるのを防ぐために入れています
- トップペアでレイズしていないものはすべてコールです
- 今回はレイズしなかったフラッシュドローとオープンエンドストレートドローはすべてコールしています
- Aがあるガットショットストレートドローの一部はコールしています
フォールド
No. | 役 | コンボ | ハンド |
1 | 1P,MP | 4 | (JTs,J9s)[hd] |
2 | 1P,weak P | 48 | TT,99,77,66,55,44,33,22 |
3 | 1P,LP | 10 | (A8s,T8s,98s,87s,86s)[hd] |
4 | A high | 35 | (AQo,ATo)[scなし],ATs[hd],(A9s-A2s)[hdc] |
5 | GSSD | 6 | (Q9s,97s)[hdc] |
6 | other | 18 | (76s,75s,65s,64s,54s,53s)[hdc] |
計 | 121 |
- 今後のストリートでの発展が難しいものをフォールドしています
- 1ペアのJヒット、ボトムヒット、ポケットが含まれます
全体的なバランスでフォールドを減らす場合は、Jヒット、TTをコールに回してもいいです(‘◇’)ゞ
-
前の記事
ポストフロップの戦い方1-1(フロップ)
-
次の記事
ポストフロップの戦い方1-3(ターン)